ご挨拶
MESSAGE

心震える、熱い思いをくれた映画と、その映画をつくってくれた人たちに感謝の気持ちを伝えたい。
そして、もしも親しく話せることができたなら…。かつて、そんな思いを抱いた、映画を愛してやまない3人の若者。 彼らが始めたのが、現在の「おおさかシネマフェスティバル」の前身である、「映画ファンのための映画まつり」でした。 3人とは、「シネマフェスティバル」の実行委員長を今も務める高橋聰と、そのときは自主映画の監督で、 後に劇場用映画の監督となって活躍する大森一樹、そして東映で監督になったばかりの関本郁夫。 3人の思いが結実し、第1回「映画まつり」が開かれたのが1976年のこと。そう、今からちょうど50年前です。 映画ファンの熱い思いは、半世紀という時の流れを越え今も少しも変わりません。 50年目の節目となる2026年の催しを、応援してくださる多くの皆さんと共に楽しく迎えられたら、と思います。

選考委員長・春岡勇二

開催概要
ABOUT

名称
おおさかシネマフェスティバル2026
期間
2026年3月8日(日)
10時開演予定
18時終演予定
会場
ホテルエルセラーン大阪
主催
おおさかシネマフェスティバル事務局
後援
株式会社 Ngrowing
協賛
ホテル エルセラーン大阪
協力
株式会社NGROWING
ホテルエルセラーン大阪
山本硝子建築会社
エヌエス株式会社
オフィスディーバ
ジジクラウド
SPICA
せんば呉服
とよす株式会社
とんかつ喜多呂
BAR KOKON
BAR JURA
まつや株式会社

デザイン
フライヤーデザイン/ SPICA
パンフレットデザイン/ SPICA
WEB デザイン/ジジクラウド
ステージ映像/オフィスディーバ
お問い合わせ
Mail : info@oocf.net

●お問い合わせは、メールにてお願いいたします。内容によってはご返信に数日かかる場合もあります。
●少人数およびボランティアスタッフでの運営を行っておりますので、何卒ご協力をお願いします。
●ホテルエルセラーン大阪へ電話等でのお問い合わせはご遠慮願います。
おおさかシネマフェスティバルとは
1976年に大阪・中之島の関電ホールで「第1 回映画ファンのための映画まつり」としてスタート。 関西在住の映画ファンが選ぶ前年度の邦・洋画ベストテンと個人賞を表彰するイベントで、 受賞者の映画人と映画ファンが、大阪でスキンシップを図る映画祭として多くのファンに愛され、親しまれてきました。 その趣旨や中身は開催50 年目を迎える今年も変わっていません。
 発案者は、今も実行委員長を務める高橋聰(元・大阪日日新聞編集委員)に、関西出身の二人の映画監督、大森一樹と関本郁夫。 さらに映画ファンの集団で上映活動などを行っていた〝グループ無国籍〟〝シネマ自由区(フリーク)〟のメンバーが加わって実行委員会を結成。 第1回には、ひし美ゆり子さん、多岐川裕美さんら多くの俳優が来場、以来、 会場を大阪・三越劇場、京都・京一会館、神戸・バートンホールなどに替えながら、 水谷豊さん、原田美枝子さん(第2回)、マキノ雅弘監督、鈴木清順監督(第3回)、 松田優作さん、原田芳雄さん(第4回)ら、そうそうたるメンバーが大阪を訪れて盛り上げてくれました。
第25回(2000年)で、「映画まつり」の灯は一度消えましたが、2006年「おおさかシネマフェスティバル」として復活。 大阪歴史博物館などで継続し、2015年からは大阪・堂島のホテルエルセラーン大阪に場所を移して開催。 以降も、コロナ禍による数回の開催中止(その間も、ベストテンや個人賞選出等の活動は続けていました)、 さらには2022年に大森一樹監督が、2024 年には〝グループ無国籍〟の同人で映画まつりとも深い関りのあった村上知彦さんが、 少しだけ遠いところへ旅立たれるといったこともありました。 そんな半世紀にわたる歴史を刻みながら、2026 年、50 年目の「映画まつり」が始まります。
大阪ならではの映画祭を、なにとぞよろしくお願いいたします。